不妊治療中の妻の浮気が発覚してしまった場合はどういうふうに向き合えばよいのか

何が浮気の原因になってしまったのか

 

最初は二人で不妊治療に前向きに取り組んでいたものの、周りからのプレッシャーやストレスから浮気をしてしまうケースもあります。しかし、相手を責めたり罵ったりしても何の解決にもなりません。どうしてこんなことが起こったのか、そしてこれからどうすべきなのか、一度冷静になって考えてみる必要があります。

お互いにつらい思いはあったはずです。まずは妻の声に耳を傾けてあげてください。

目次

1.不妊治療中の妻が浮気をしていたケース

2.不妊治療の妻が浮気をしてしまう理由

3.現状を受け止め今後の事を考えよう

4.まずはお互いの気持を確認するところから始めよう

不妊治療中の妻が浮気をしていたケース

不妊治療中の女性の多くが、ストレスや、不妊治療の疲れから浮気をしてしまうということがあります。なるべく表面には出さないように苦しみと戦っていたが、ある日その意図が切れてしまったというケースもあります。だからこそ彼女たちが共通して持つ心情について、しっかりと考える必要があります。

実際のに不妊治療中の妻が浮気をしていた3つのケースを記載します。

ケース① 不妊治療中の妻が勤め先の社員と不倫。

30代・会社経営者
結婚3年目、不妊治療中の妻が勤め先の社員と不倫

妻とは10年来の付き合いで、3年前に結婚しました。子どもができないので、2年前から不妊治療を開始。最近になって、勤め先の5歳年下の社員と不倫していることが発覚しました。

妻は簡単に浮気を認めて謝ってきましたが、許せないので弁護士に相談して相手と直接会うことにしました。相手からは謝罪を受け、二度と会わないことを誓約書で交わし、慰謝料も受け取りました。

妻のことは許せませんが、結婚する時に、一生一緒に生きることを誓ったので、離婚はしません。一度決めた自分の意志を曲げたくないからです。

妻が離婚したいと言うなら考えるかもしれませんが、自分は関係の再構築に努めます。とは言え、それでもやはり辛いので、心療内科に通う予定です。

ケース② 自分に内緒で不妊治療をしていた妻が、勤め先の同僚と浮気。

20代・会社員
結婚2年目、自分に内緒で不妊治療をしていた妻が、勤め先の同僚と浮気

突然妻から「しばらく帰らない」と告げられ、問い詰めると、勤め先の同僚と不倫していることが分かりました。子どもができないことが原因かと尋ねると、1年前から不妊治療をしていたとのこと。不妊の原因が、夫である私にあるかもしれないことを打ち明けられずに悩んでいたということでした。

私は、結婚してからまだ2年ですし、子どもはそのうちできるだろうと、そんなに深くは考えていませんでした。しかし、妻はその妊娠に対する気持ちの温度差にも悩み疲れてしまった様子でした。自分も不妊治療に協力することを約束し、夫婦関係をやり直したいと伝えましたが、「不妊治療はもう疲れた」と言われてしまいました。

家には帰ってきてくれましたが、会話もなく関係は冷えきっています。復縁を望んでいますが、元通りになるのか、また不妊治療を続けてくれるのかも分からず、不安で苦しいです。

ケース③ 不妊治療を中止したいと申し出た妻のパソコン履歴を見ると、若い男との浮気が発覚。

40代・会社員
結婚5年目、不妊治療を中止したいと申し出た妻のパソコン履歴を見ると、若い男との浮気が発覚

結婚して2年が経っても子どもができず、調べると自分が原因の不妊であることが分かりました。2人とも子どもが欲しかったので、つらい治療も頑張りたいと思い、しばらくの間は2人で不妊治療を続けていました。

しかし、突然妻から「不妊治療が辛い。中止したい」と言われ、そんなに辛いならと治療を中断することにしました。

ある日、妻のパソコンの閲覧履歴から、ラブホテルの検索や、不倫に関する掲示板を閲覧した形跡を見つけてしまい、探偵事務所に浮気調査を依頼しました。勘は当たり、ホテルや自宅で浮気相手と性交渉している証拠写真を入手できました。

すぐに妻の実家に連絡し、妻を引き取ってもらいました。妻は泣きながら誤ってきましたが聞く耳は持ちませんでした。離婚に強い弁護士を探偵事務所から紹介してもらい、スムーズに離婚が成立しました。今後は生活を一新してやっていこうと思っています。

不妊治療の妻が浮気をしてしまう理由

上記の3つのケースを見ても、必ずしも不妊治療だけが浮気の原因だとは言い切れません。しかし、どのケースも、不妊治療を始めたあとに、妻が浮気をしていることは事実だと言えます。

不妊治療中に起こった心情の変化が、妻を浮気に導いたのだとしたら、それはどういった事が引き金になっていたのでしょうか。

不妊治療には大きなストレスがかかる

不妊治療は、肉体的にも精神的にも大きなストレスを伴う治療です。治療費は1周期あたり25万円〜40万円、高度不妊症の場合は60万円ほどかかる場合もあります。それに加え、例えば、卵管の状態を確認する検査はものすごく痛く、あまりの激痛に気絶する人もいると言います。

また、受診のタイミングもあらかじめは決められず、急に病院に行かなければならないなど、治療中は仕事に専念することが難しいのに、多額のお金がかかってしまいます。さらには、女性ホルモンの投与もあり、気持ちの浮き沈みが激しくなってしまう場合もあります。

こんな不安定な状態のところへ、「友人・知人が妊娠した」だの「治療を受けているんだからそろそろでは?」という言葉がプレッシャーやストレスになってしまいます。こんなに痛くてお金もかけているのに妊娠できなかったら申し訳ない、子どもができないのは自分のせいだと、一人で抱え込んでしまう女性もいるようです。

妻の心の動きに気付けていない

不妊治療によって、妻がこういったストレスを抱えていたことや、その重さに気がついていない夫も多いようです。例え、検査の結果で不妊の原因が妻の方にあったとしても、治療は妻がやればいいんだと、無関心な態度でいると、妻はどんどんと孤独になり、自分を追い詰めてしまう傾向にあります。

また、「治療は好きにしていい」や「やりたいようにやれば」など、相手を尊重しているように聞こえる言葉も、妊娠は2人の問題であるのに、妻だけに決めさせることになります。終わりの見えない、お金も痛みも伴う治療方針を1人で決定していくというのは、妻の心に重くのしかかります。

相手が何に悩んでいるのか、何を不満に思っているのかは、夫婦とはいえ、言葉にしないと気がつかない場合が多いものです。全ての夫婦が、不妊治療がどういうものなのか、お互いにすべきことは何かをしっかりと話し合い、夫婦仲が崩れないための努力ができているとは言えないようです。

性交渉で愛情を感じられなくなる

不妊治療中の夫婦仲が崩れる原因のひとつに、定期的に性交渉をしなければならないことが挙げられます。「しなくてはいけない日」と「してはいけない日」が決められているため、義務感が伴い、性交渉を通して、本来感じていたはずの癒しや快楽が得られなくなる人も多いようです。

そのような期間が何ヵ月も何年も続けば、夫婦間の性交渉に愛情を感じられなくなり、結婚したこと自体に疑問を感じ始めてしまう人も出てきます。

話を聞いてくれる相手に心が傾いてしまう場合も

女性は、感情や抱えている問題について話し、共感してもらうことでストレスを解消していると言います。しかし、不妊治療中は、治療中であるということは打ち明ることができても、治療における辛さや愚痴を言える相手はなかなかいないようです。

夫婦間で何もかも話せるのが一番理想的ですが、一緒に治療している夫に愚痴ばかり言うのもよくないと、不満を口に出せないパターンや、治療の経験がない友人には辛さを共感してもらえないというパターンもあります。

そんなときに、気晴らしで夫以外の男性と食事をしたりお酒を飲んで話を聞いてもらっているうちに、浮気に発展したというケースも珍しくありません。妊娠することが目的になっていた性交渉から解放され、癒しや快楽を得てしまうようです。

不妊治療中の妻が浮気をしてしまう原因

  • 不妊治療のストレスや周りからのプレッシャー
  • 夫の関心が薄い
  • 性交渉が義務化してしまう


現状を受け止め今後の事を考えよう

不妊治療中の浮気は精神的な不安やプレッシャーが原因の部分も多く、妻は決して夫を困らせようとして浮気に走ったのではないと言えます。しかし、浮気をしてしまった事実について目をそむけることはできません。まずはお互いの気持ちを確認しあい、今後どうして行くべきかしっかりと話し合う必要があります。

自分の今の気持ちはどうかを考える

妻の浮気の原因の一つが、不妊治療からくるストレスなのだとしたら、妻の辛さをサポート出来ていなかった可能性が考えられます。治療において、肉体面・精神面において負担が大きいのはどうしても妻の方になります。

現時点では怒りの気持ちが強いと思います。まずはもう一度夫婦関係を修復したいのか、もう一緒に生活していくことは考え難いのか、事実を見つめ直し、冷静に自分の気持ちに向き合い、今後について考えることをおすすめします。

落ち着いて二人で話し合う時間を作る

今後自分がどうしたいのか、なんとなくでも方向が見えれば、一方的にそれを告げるのではなく、妻とじっくり話し合う時間を作ることが必要です。落ち着いてお互いの気持ちを話し合えば、少しずつ気持ちの整理もついてくるはずです。

浮気をされて傷ついているのはもちろん自分ですが、その自分の傷ついた気持ちだけを話して妻を責めるのではなく、今後、どうしていきたいか、どうするべきかを話し合うことが、お互いの将来のためだと言えます。

まずはお互いの気持を確認するところから始めよう

不妊治療についても浮気についても、2人で問題解決に向かって進んでいくことが大切です。

2人で冷静に話し合うことが第一ですが、それがすぐにできそうにない場合は、少しの準備期間を設け、気持ちを落ち着かせてから話し合ってみても良いでしょう。

とはいえ、今後夫婦関係をどうしていけばよいのかわからないという場合もあると思います。自分ひとりで答えをだせない時は探偵社での夫婦問題をカウンセラーに相談することもできます。

第3者に相談することで自分では思いつかなっかたアドバイスが聞けて、安心して話し合いに臨めたというケースもあります。けっして感情に任せて答えを出し、後悔をしないようにしてください。