妻の浮気と妊娠が発覚!夫が取るべき行動は?離婚するかしないかも

離婚するかしないかで対応や手続きが変わる

浮気をするのは夫だけに限らず、妻の浮気が発覚することもあります。浮気をしただけでなく、浮気相手との子供を妻が妊娠したとなれば予測不能な状況にパニックになってしまうかもしれません。

離婚をするかしないかでも対応や手続きが変わります。本記事では妻の浮気と妊娠が発覚したとき、夫はどのような行動を取るべきなのかを解説していきます。

妻の浮気と妊娠が発覚してから最初にすべきこと

妻の浮気だけでなく妊娠まで発覚するという事態が起こったとき、ショックで頭が真っ白になっているかもしれませんし、怒りで冷静さを保つことさえ難しくなっているかもしれません。しかし、まずは冷静になることが大切です。ここでは妻の浮気と妊娠が発覚したときに、最初にすべきことを解説します。

浮気の事実を改めて確認する

まずは浮気の事実と子どもの父親を改めて確認することが重要です。事実確認をしないことには次に進めることができません。子どもの父親が誰なのかが不安な場合には、出産前でも妊娠から約8週が経過すればDNA鑑定が可能になる場合もありますので、専門機関に相談してみることも一つの方法です。

妻はお腹の子を生むつもりなのか確認する

妻に、お腹の子を生む意思があるのかどうかを確認しなければなりません。人工中絶を選ぶ場合、中絶には時間的リミットがあり妊娠22週以降は処置を行うことができない決まりがあります。また母体のことを考えればできるだけ早い時期に決断をした方が良いとされています。

妻との離婚を考えたら

妻に浮気をされたことで夫婦としての信頼関係を失い、婚姻生活を続けることが難しいと考えた場合は離婚することになります。ここでは妻との離婚を考えたときに夫の取るべき行動について解説します。

妻と浮気相手への慰謝料請求

自分が受けたショックや相手が犯した過ちを十分にわかってもらうために、妻と浮気相手へそれぞれ慰謝料請求をすることができます。そのときの慰謝料は200万ほどが基本的な相場になっています。

それぞれに請求できますが慰謝料の決定額が200万だとすると、妻と浮気相手の二人合わせて200万となり、それぞれに200万ずつの請求はできません。また相場は200万ほどですが状況によっては増減することがあります。

自分と妻の子の親権を獲得する

自分と妻の子の親権を獲得したい場合は、話し合いで妻を合意させるほか、裁判による決定がありますが、父親に親権が認められるケースは非常に少ないため注意が必要です。

子供の親権については、子供の成長にとってどちらがより良いかが決定のポイントとなるため、例え浮気した妻が原因で夫婦関係が崩れたとしてもそれとは別の問題と考えられているのです。

妻と浮気相手の子が戸籍に入るのを防ぐ

浮気相手との子供でも婚姻中や離婚後300日以内に生まれた場合は、自分の子として戸籍に入ってしまうため、法的手続きが必要になります。その法的手続きの事を嫡出否認(ちゃくしゅつひにん)といいます。

その手続きには夫が子の出生を知ってから1年以内に申し立てなければならないという期限や条件などもあるため注意が必要です。

離婚したくない場合には

子供のために離婚を選ばず、婚姻生活を継続することを決断する夫婦もたくさんいます。ここでは離婚したくない場合には夫はどう行動すべきかを解説します。

妻と浮気相手の子をどうするか決める

離婚したくない場合には、まず妻が妊娠している浮気相手の子をどうするかを決めなければなりません。このまま生む選択をするならば、生まれてくる子供の将来のことや子どもの父親の責任などの法的なことも決めなければなりません。

嫡出否認しないと自動的に父親になる

浮気相手の子どもを自身の子どもとして育てる場合には特別な手続きは不要ですが、自分の子供として育てることができない場合は嫡出否認という手続きをしなければなりません。例え浮気相手の子どもであっても婚姻中や離婚後300日以内に生まれた子供は嫡出否認しないと自動的に父親になってしまいます。

その手続きには夫が子の出生を知ってから1年以内に申し立てなければならないという期限や条件などもあるため注意が必要です。

浮気相手へ認知を求める

浮気相手に子供を認知させる場合は養育費の請求が可能になりますが、この場合においても、まずは自分が嫡出否認を申し立てる必要があります。浮気相手が状況によってはすぐに認知してくれない場合もあります。

認知をすると浮気相手の戸籍にも認知したことが記載されるため、それを拒否する人がいるためです。その場合は法的な手段を取り裁判やDNA鑑定まで行わなければならない場合もあります。

浮気相手に慰謝料を請求する

離婚をしない場合でも浮気相手に慰謝料を請求することができます。慰謝料の請求額は浮気していた期間や回数、浮気相手の財力により変わりますが相場は100万円~200万円です。

慰謝料の請求は最初は話し合いから始まりますので、相手に反省をさせスムーズに慰謝料を支払ってもらうため、自分は被害者であったとしても感情的にならないように心掛けましょう。

夫婦関係の修復に努める

離婚をしないのであれば夫婦関係の修復に努めることになります。浮気された夫は被害者かもしれませんし、妻が浮気をしたという事実は消すことはできませんが、なぜ妻が浮気をしてしまったのか、回避することはできなかったのかなど、その原因を考えてみることも大切です。

浮気をした妻が離婚を希望したとしても浮気をした側からの一方的な離婚申し立ては、法律では認められないことになっています。夫の考え方次第で今後の夫婦関係が決まるといっても過言ではありません。

浮気をされたときのショックはとても大きく簡単に許せるようなことではないかもしれません。しかし、婚姻生活を継続すると決めたのであれば浮気をした妻やその子供のことまでも、自分のこれからの人生に受け入れて気持ちの整理をしていく必要があります。今までの夫婦のことを互いに振り返り、これからの家族のあり方についてじっくり話し合いましょう。

まずは冷静になって将来を考えよう

妻の浮気が発覚しただけでなく浮気相手との子供を妻が妊娠したとなれば予測不能な状況にパニックになってしまうかもしれませんし、感情的になってしまうことも仕方がありません。しかし、そのようなときだからこそ、まずは冷静になって将来について考えなければなりません。

特に、妻のお腹の中に子どもがいる場合は、その子どものことを優先して考えなければなりません。子どもには何の罪もありませんが、大人の身勝手な行動によってその子どもの命や人生までもが左右されてしまう可能性があるということを忘れてはなりません。

人間は感情的になると誤った判断をしてしまうことがあります。どんなに辛い状況に置かれたとしても、まずは冷静になってひとつずつ問題を解決していきましょう。